2008/3/16 キャデラック CTS
ゼネラルモーターズ・
アジア・パシフィック・
ジャパン株式会社
プロダクトプランニング部
マネージャー
中野 哲 さん
試乗車主要諸元
キャデラック CTS 3.6
全長 4870㎜
全幅 1850㎜
全高 1470㎜
ホイールベース 2880㎜
車両重量 1810㎏
エンジン V型6気筒DOHC
総排気量 3564cc
使用燃料 無鉛レギュラー
最高出力 311/6400(PS/rpm)
最大トルク 38.1/5200(㎏・m/rpm)
トランスミッション 6AT
車両本体価格 620万 円(消費税込み価格)
キャデラックCTSの試乗レポート
アメリカ車はフワフワした乗り心地だったり、低速トルクは凄いけれど
上までまわすとたいしたことはなかったり、というのが
ベーシックなアメリカ車の作り方だった。
キャデラックCTSは、ドイツのニュルブルクリンクというところで
走りを鍛え込んだ。
BMWやレクサスと対向するためにつくられたキャデラックがCTS。
新型CTSになって、見た目にはキープコンセプトだが
よく見るとグラマラスになっている。
インテリアはこれがアメリカ車というくらい良く練り込まれ、つくられている。
今回試乗は一新された3.6リッターエンジン。
基本ブロックは先代と同じだが、直噴化されている。
最新の技術を搭載して来ている。
乗ってみるとトルクのあるエンジンで3.6リッターなんだが4リッター級の
エンジンのようなトルクを感じる。アメリカ車らしさというのも出ている。
エンジンを回したときのレスポンス、スムーズさも最新のエンジンらしい
フィーリングを持っている。
プラットフォームは先代から受け継いだものをベースにトレッドを2インチ広げ、
各部を熟成させている。
乗り心地も先代より良くなっていると思う。
足がきれいに動いていて、フワフワというわけではなく、快適になった。
クルマとしてのレベルが上がった。
街中の乗り心地でも一昔前のアメリカ車とはちがい、しっかりした乗り味を
持っている。
アメリカ車というよりも欧州車と思った方が良い。
CTSは見た目にしてもスポーティ。
日本の道路ではコンパクトとは言えないがキャデラックとしては
手頃なサイズと思う。市街地を走行していてもてあますことはない。
ステアリングはしっかりしていて片手でクルクルまわすという感じではなく
欧州車風のしっかりした手応えがある。
アメリカ車ならではの魅力は?
走りに関してはアメリカ車的なところは薄くなったと思う。
ただ、世界中探してもないくらいのキャデラックらしいデザインを持っている。
味が薄まったというよりも、もともとキャデラックが持っていた魅力に
欧州車の魅力が乗っかってきたように見える。


