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2007/8/19 マツダ デミオ

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車種  
マツダ・デミオ 13C-V
(CVT)
試乗車 
同上
*郊外路のみ
「SPORT」も同時に試乗
出演者 
マツダ株式会社
新型デミオ 開発担当主査
水野 成夫
(みずの しげお) 
試乗車主要諸元
全長 3885㎜
全幅 1695㎜
全高 1475㎜
ホイールベース 2490㎜
車両重量 990㎏

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エンジン 水冷直列4気筒DOHC    
総排気量 1348cc
最高出力 90/6000(PS/rpm)
最大トルク 12.2/4000(㎏・m/rpm)
トランスミッション 
自動無段変速機
最小回転半径 4.7m
車両本体価格 131.0万円(消費税込み価格)

燃費(番組測定値) 17.1㎞/L
騒音(番組測定値) 68dB(高速100㎞走行時)
ミラーTOミラー幅 1995㎜

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-100㎏

今回で3世代目となるデミオは同じネーミングでなくても良いと思える位に
大きくコンセプトを変えて来た。従来のデミオは背の高い、ミニバン的な車だったが、
今回は正統派のコンパクトカーとして生れ変わった。
マツダは「ZOOMーZOOM」をキーワードに走って楽しい車造りを展開してきたが、
最近の自動車を取り巻く状況は走りの性能だけでは十分でなく、
中でも環境(燃費)に対する要求が高まる傾向にある。
マツダもこの新型デミオから次世代の「ZOOMーZOOM」を展開し、
その結果が-100㎏という軽量化となって現れたということなんだろう。
今回はその-100㎏に拘ったデミオがどんな車になったのかみたいと思う。
 
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まず高速試乗の印象は、法定速度内で巡航しているだけで、
100㎏の軽量化が効いているのか随分と軽快になった感じがする。
ただこの重量はライバルのフィットやヴィッツと比較すると突出して軽い訳ではない。
この事から見てもデミオが今までは別の次元でライバルと勝負をしていたことが分かる。
今回のモデルチェンジでやっと同じ土俵に上がってきたという印象だ。

今、試乗している「13C-V」は燃費に有効な「ミラーサイクルエンジン」を搭載している。
データ的は若干出力が低下しているが、ノーマルの1.3リッターエンジンと比較しても
パワー感は殆ど変わらない。
 
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シートに座ってみると低めとドライビングポジション、
シートとステアリングの位置関係、近い位置にあるCVTのセレクトレバーなど、
スポーティに振った感じはマツダのZOOMーZOOMコンセプトならでは、
高速道路を巡航している時のしっかり感も国産コンパクトカーの中では
かなり高いレベルにある。
 
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従来モデルより乗り心地、静粛性、共に向上しているが、
その一方で、荒れた路面ではコツコツと突き上げがくる。
もうすこしこの辺りがマイルドになってくると車の完成度がもっと向上してくると思う。
 
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郊外路でまず感じるのは絶対的なサイズの小ささ、狭い道でも余裕を持って走ることが出来る。
エンジンは低い回転域からしっかりトルクが出ているし、CVTもクセのない仕上がりだと思う。
発進時の力強さ、アクセルを踏み込んだ時のレスポンスなども十分な性能を持っている。
 
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荒れた路面を通過すると角は丸まっているが、突き上げの大きさが気になる。

小さい車に乗っていると狭い道でもキビキビと走れる。例えば交差点を曲がっただけでも楽しい。
デミオはやっぱりマツダのDNAをもった車と言える。燃費もライバルの遜色ない数値となった。
 
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一方、走りのグレードとなる「SPORT」の印象は、
固めの足回りと扁平タイヤを組合わせている割には乗り心地が滑らかで上質なものだった。
エンジンも1.5リッターということで余裕が感じられた。
ボディにも各種の補強が入っているらしい。これが走りの上質感を生んでいるのだろう。
ノーマルの足まわりと強化ボディの組合せが欲しいと思った。
 
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ミラーサイクルエンジンのしくみを簡単に説明すると圧縮率と膨張率を変化させることで
出力は殆ど同じでも、より小さな排気量のエンジンと同等の燃費を実現するシステム。
すなわち、力が必要な時には1.3リッター、それ以外は1.1~1.2リッターのエンジン
として動いている言うことになる。
このエンジンの導入でおよそ7%の燃費向上を図っているとのこと。
燃費は更にCVTの導入で5%、-100㎏の軽量化が6%、その他全体で従来モデルより
20%の燃費向上となっているそうだ。
 
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軽量化についてはエンジニアリング関係で60㎏、サイズの小型化で20㎏、装備で20㎏の
合計100㎏となる。なかでもボディだけで30㎏、サスペンションは10㎏の軽量化。
ボディは軽くなってはいるが強度は上がっている。これを実現しているのが高張力鋼板の採用。

いつもの事だが、後席中央にヘッドレストと3点式シートベルトは装備されない。
ユーザー自身も声をもっと上げる必要があると思う。

グラム単位の積み重ねが-100㎏の成果。ただ安全性は犠牲に出来ない。
安全性を向上させる為には重量は重くなる。デミオの場合17㎏は安全の為に重くなっている。
とすれば-117㎏もの軽量化をしたことになる。技術の進歩には終わりはないなんだろう。
 
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