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2007/7/1 日産 デュアリス

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車種  
日産・デュアリス 20G
エクストロニックCVT)
試乗車 同上
 
出演者 
日産自動車株式会社
商品企画室
セグメントチーフ
プロダクトスペシャリスト
岩佐 洋介
(いわさ ようすけ) 
車両実験部 部長
松村 基宏 
(まつむら もとひろ)
 
試乗車主要諸元
全長 4315㎜
全幅 1780㎜
全高 1615㎜
ホイールベース 2630㎜

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エンジン 水冷直列4気筒DOHC    
総排気量 1997cc
最高出力 137/5200(PS/rpm)
最大トルク 20.4/4400(㎏・m/rpm)
トランスミッション 
エクストロニックCVT
(6速マニュアルモード付無段変速機)
最小回転半径 5.3m
車両本体価格 222.075万円(消費税込み価格)

燃費(番組測定値) 10.0㎞/L
騒音(番組測定値) 66dB(高速100㎞走行時)
ミラーTOミラー幅 2010㎜

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SUV+HB

イギリスで生産され、日本に輸入されるグローバルな車がこのデュアリス。
開発も日本と欧州の合同で行われたということで、日産がこの車を欧州で
売っていこうという意気込みが大いに感じられる車だと思う。
 
デュアリスの開発コンセプトは今、はやりのクロスオーバーカー。
それもSUVとHBの融合ということらしい。まあコンパクトで
町乗りにも使えるSUVという所だろう。但し欧州育ちという部分は
走りも十分期待できる。今回はヨーロッパ生れの日産車の日本での
使い勝手について検証したいと思う。
 
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高速試乗の印象は、凄くヨーロッパ的なセッティングでまとめられている。
今までの日産車とは違う方向のしっとりとした足回りを持ち、それでいて
直進性も犠牲になっていない。ロードノイズも良く抑えていて静粛性も高い。
同じプラットホームをつかうルノーメガーヌより乗り味がフランス車っぽい、
いわゆる「猫足」な印象だ。エンジンはラフェスタと同じ形式を採用するが、
静かで実用域でのトルクがしっかり出ている。CVTとの相性も良い。
 
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ヨーロッパ的なのは足回りだけではない。シートの造りも座面のクッションが
厚くて座り心地が良く、ヨーロッパ的。若干、シートバックが小さめなので
大柄な人にはすこし窮屈かもしれない。
試乗したグレード(20G)には標準で装備されるスタイリッシュガラスルーフ
だが、開放感が実感できるのは後ろのシートに座っている人となる。家族には
ありがたい装備だろう。
 
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SUVとHBが融合したデュアリスだが、
ワインディング路では日産のどのHBより走り味が良いと思う。
凄く、滑らかで、素直で、気持ちが良い。
土台がしっかりしていてステアリングフィールも自然な印象だ。
舵角が増えるに従って舵の効きも良くなっていくセッティングになっていて
曲率が徐々に大きくなるコーナーでも、ハンドルを切り増すことで対応ができる。
 
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トルクがしっかり出ているエンジンは回転をあまり上げなくても、
大人4人+機材を載せて、登り勾配で不満を感じることはない。
運転感覚はHBというよりSUVという印象。視線が高く、ドッシリした印象だ。
唯一気になるのはブレーキ。制動力の立ち上がり方が唐突で扱いにくかった。
ブレーキについてはパットが日本専用とのことなのでその辺りが関係しているの
かもしれない。
 
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クロスオーバーカーで重要なのは度合い。HBがベースの場合、競合する他社が、
大きなタイヤとバンパー回りを変更する程度で商品を開発する傾向のある中、
日産がなぜこれほどSUV志向の強い車を開発してきたのだろうか、開発の方の
お話では、ユーザーアンケートの結果、日産車と言えば本格的な4WD車の印象が
強いらしい。ブランドイメージと個性を追求した結果がSUVの度合いが強い、
この車を生んだのだろう。
 
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日本で売る車もなぜイギリスで生産するのか理由を伺ってみた。
このデュアリスは日本も欧州も同じ仕様の車を投入するそう。効率を考えた場合、
同じ場所で開発、生産する方が効率化が計れることから決定されたとのこと。
新設計のリヤサスペンションの導入など、足回りのコストの掛け方などを見ても
ヨーロッパでの販売を重視している印象がある。
 
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今HBに乗っていてSUVに興味がある。でもボディサイズや燃費に不安がある…
というユーザーにとってこのデュアリスは非常に身近な存在となる。
ステップアップには最適だと思う。他の日産車もレベルアップに期待したい。