夏の思ひ出★
今年の夏は暑かったですね~!みなさんはどんな夏を過ごしました? 花火? 海水浴? プール?すでにセピア色で、♪思い出のアルバム♪ にのせて蘇ってくるころですよね・・・あんなに暑かったのにすべて懐かしい。ま、それが ‘夏’ってものなのかもしれません。
私のこの夏一番の思い出は・・・シャワークライミング!! 知ってます?ようするに滝登りです★小田急線渋沢駅から車で20分ほど走り表丹沢の水無川で友達7人と 「アタぁック!!!」 してきました。(ちなみに女は私ひとりぼっち・・・このワケはいずれわかることに・・・)
アウトドアスポーツを専門にしている会社のスタッフの方2人がハーネス(俗に言う命綱)やら、ヘルメットやらを用意してくださり、私たちは水着を下着代わりにして撥水効果の高い化繊のシャツ・パンツを着用、といういでたち。「マイナスイオンを浴びながらジャブジャブと川を上る」 という私の想像は水無川を歩き始めて15分ほどで激流に流された。目の前に現れたのは優に5mはある滝、である。 ご存知のように滝の下には滝つぼというものがあります。これに入らずして滝に上ることはもちろん不可能。ここで初めて 「ランチはコンビニおにぎりかサンドイッチね。 それからジップロックでしっかりふたをしてね。」 という友達の言葉の意味を理解。荷物を他の人に持たせるわけにもいかないから自分のものは自分の責任で持つ=持ち物は全部濡れる、ということだったのだ。 女の子なら誰でも嫌がるだろう「だって全部濡れちゃうんでしょぉ? お化粧ポーチは? ハンカチは? いやだぁ~☆」女が私ひとりのワケが理解できた。 友達が誘った(らしい)女の子は皆、一週間前にキャンセルしていたのだ。

水が痛い。重い。恐ろしい・・・ところが。
ウエストバッグを腰に巻きつけたまま、腰の高さくらいある滝つぼに恐る恐る入る。 目の前には目も開けられぬほどの勢いで流れ落ちてくる水。 思い切って滝のむこう側にある岩に手をかける・・・が!!なんと!息ができない!パニック発生!!!慌てて滝から身を離す。 目が点になった。大海原での遠泳を物ともしない私が 「水って怖い!」 と思ったのは多分生まれて初めてだ。

想像を超えた水圧と恐怖の狭間で、岩に手をかけたもののクライミングできない私。 しかしそこに突然 「神」 が降臨 (神々しいなぁ~)する。 ‘無’になれたのだ(冗談抜きで、本当に!)。 落ち着いて息をし、目を閉じたまま水の勢いに足を取られながらも足場を探す。 「大丈夫、大丈夫、足場は見つかる」。 と、次の瞬間岩のわずかな突起に靴の先がひっかかり、
渾身の力を両腕にこめて体を天に向かって押し上げた。 「あがった!」 すごく嬉しかった。

口元にも容赦なくかかり続ける水に時折息が苦しくなるものの、一度心を落ち着かせればまたポイントを見つけられた。そうして、ついに男性陣でさえ断念しかけた滝をも制したのだ (男性陣の名誉のために、最後はみんな登れました★)。そして何年ぶりだろう、本気でガッツポーズをして 「やったぁ!!」 と叫んだのだった。もちろんこの快感は、腰に巻きつけたハーネス(命綱)があったおかげであり、この27歳の私の肉体を支えてくださったスタッフの方のパワーのおかげであり・・・とにかくみなさんのおかげであるのです。

夏場限定のクライミング!
この日は天気にも恵まれ、私たちは5m~7m級の滝を5つ制した。 もちろん、自然のルールを十分理解しているスタッフが帯同していたからであり、自分の限界以上だと思ったらすぐやめるという素直さが自分に意外にもあったからだと思う。ここ1、2年でシャワークライミングは人気が出てきたアウトドアらしい。 スタッフの方の話によると、以前までは「いかに水に濡れることなく川を上っていけるか」 が重要視されていた沢登りも形を変え、流れ来る水を楽しみの一つとして感じる人が増えてきたそうだ。
今回の初体験で、正直こんなに感動するものだとは思わなかった。 最大7m級の滝を制したときの爽快感、滝の真上から眺める景色・・・。 もちろん夏場限定のスポーツではあるが、ぜひ機会があれば挑戦して頂きたい。ちょっとだけ湿り気を帯びたサンドイッチも、無数のあざもすべて素敵な夏の思い出となるだろう・・・。あ、女性の皆さん。 化粧は全部落ちますよ。 ウォータープルーフマスカラしか残りませんでした。


