“さよなら 私の夏”~平原綾香

“さよなら 私の夏”
~平原綾香
〔7月16日発売〕〔Dreamusic〕
…おっとっと、今回のシングルは大注目!なぜなら、彼女の歌声でこんな雰囲気の曲を一度も聴いたことがなかったからだ。「さよなら 私の夏」、タイトルを聞いただけでこの曲の雰囲気はすぐには想像できなかったよぅ…
今年は何気にリリース・ラッシュの平原さん。2008年1月にリリースしたシングル「星つむぎの歌」、いまだにロングセールスを続けているベスト・アルバム『Jupiter~平原綾香ベスト~』は2月リリース。4月には、シングル「孤独の向こう」がリリース…あ、そうだ。特にこのシングルは、仕事しながら結構よく聴いたなぁ。カップリングの「一番星」もえらくかっちょよくて、このシングルを聴く度に「強く、強く…」と思わせてくれたっけ。毎年思うけど、何かと4月あたりは結構、消耗するからね。感謝しております、平原さん(笑)。
冬が過ぎ、春が来て、もう夏ですよ。そんな時、平原さんもその季節を追うかのように新曲を届けてくれた。それが、2008年第3弾めとなるシングル「さよなら 私の夏」。作詞は吉元由美さん、平原綾香ファンで知らない人はいないでしょ。このちょっとノスタルジックな曲調にかわいらしい世界観が揺れております。このテンポで「さよなら…」と歌われちゃうと、逆に切なさが増幅されるってもんだ。一方、曲の方ですが、オイラにとって“スーパー・ギタリスト”的存在の西川進さんがご担当。
もちろん、この曲でもちょっぴりノイジーなギター・ソロをギュ~ンと披露してくれている。“あなたを思う切なさ”に、つるつるなギター・ソロじゃ物足りないっしょ(笑)。
歌手・平原綾香は、基本、何を歌ってもいいはずだ。もちろん、本人が不安がってしまうようなことではない。でも、この曲のように、彼女に対して今まで“海”をイメージしたことがなかったのは、まだまだ彼女の歌声によって届けてほしい歌世界があるってことだと思う。だから…まぁ、オイラの勝手なお願いだけど、歌に関しては“カラフル”であってほしいっすね。
届けたい人が明確なら、聴いてもらいたい曲であるならば、「Jupiter」のような壮大なものから、子守唄(!)まで、彼女の歌唱力に掛かれば、誰よりも説得力ある歌になるってもんですよ。ちなみに、カップリングの「空に涙を返したら」は、あの、財津和夫さんがご提供。キラキラの海が想像できる夏っぽい歌で、これまた、驚きと新鮮さを味わえます。
今月は、このはっきりとしたコンセプトのもとで制作されたシングル「さよなら 私の夏」を大推薦だっ!この曲のPVは、今月の『sakusaku』エンディングで要チェック!
