今月の推薦盤

『“YES”rhyme-dentity』 ~LITTLE

『“YES”rhyme-dentity』
 ~LITTLE
〔5月7日発売〕〔BMG JAPAN〕

…ソロデビュー10周年にふさわしい“集大成”。
熱いし、熱くするし、ノッテるし、ノセテくれるし、スゴイし、スゴさに感動できるし、聴き終えて頭の中はスタンディング・オベーションですよ…

1998年にミニ・アルバム「いいの」でソロ・デビューしたLITTLEくん。同じ年にKICK THE CAN CREWを結成して「平行してやっていく」ノリだったのが、ある時“ものすごい風”が吹いて、そんなワケにもいかない状況になったわけだけど、KICK~が活動休止となり、各自のソロ・ワークが発表され、それぞれのオリジナルを知ったりすると、KICK THE CAN CREWが“×3”のパワーがみなぎった特別な存在であったことをあらためて思い知らされる。
やっぱり、彼らの大ブレイクは必然だったのかもしれないね…LITTLEくんの話に戻すと、2001年にリリースされた、ソロ初のフル・アルバム『Mr.CONPACT』、2005年の2ndアルバム『LIFE』、そして、今回の3rdアルバム『“YES”rhyme-dentity』ときているワケだけど、今回は特に気合いが入っているんじゃないの~!?

今回のアルバムを制作するにあたり、「一流のトラックに、一流のラップを」をテーマにじっくり取り組んだそうだ…いや、ほんとに素晴らしいよぅ。こだわりのトラックが気持ちよく響いているし、リリックにも本音がドスンとあるし、いい意味でも悪い意味でも、なまぬるいこの世界で生まれてきた自分たちの未来像に対しての決意みたいなものまで、カッコよく、心地よく、あったかく、リアルに聴こえてくる…まさに“リリックの天才”と言われるLITTLEくんの最高傑作がここに誕生だ!

そんな彼の“デビュー10周年記念アルバム”に、“お祝い”とばかりに、本当にたくさんのアーティストの皆さんが参加している。BIG RON、MICRO(HOME MADE家族)、SMALLEST(トリカブト)、SHOGO(175R)、COMA-CHI、Metis、CUEZERO、童子-T、Mummy-D…いやいや、スゴイ面々。
トラックまわりでは、BUZZER BEATS、DJ FUMIYA(RIP SLYME)、Mr.Drunk(RHYMESTER)、熊井吾郎、Mitsu the Beats(GAGLE)、NAOKI-T、Nao'ymt、TAICHI MASTER…これだけの人たちとの関わり・繋がりを知ってもらうだけでも、LITTLEくん自身の、音楽への熱い情熱だったり、参加した皆さんの熱い思いだったりがこのアルバムにどっぷり注入されていることが想像できるはずだ。
もちろん、みんな“全力”です。ハンパないっす。

今回、アルバムからのリード曲「KARMA feat. BIG RON」のPVは、サクサク・今月のエンディングで要チェック!LITTLEくん、PVまでめっちゃ、かっこいーじゃん(笑)。ぜひぜひ、1曲目から最後まで通して聴いていただきたいアルバムです。