ひとりごと

“心に響く声”

散歩するのは気分がいい。あちらこちらとあたりを見回しながら、何となく気が向く方へゆらゆらと…約束の時間は、夕方のライブのみ。それまでは、晴れでもなく雨でもない、適度な湿気と気持ちよい風が吹く横浜にこの身を任せてみよう。
建設現場の看板に、来年完成予定のファッションビルの詳細を知った。疲れた表情をして寝転がる犬の姿をみて、申し訳ない気持ちになり、その頭をなでた。
新聞自販機で日経を買い、誰それとは言わないけど、財界の人たちの方がはるかに日本が世界レベルで威厳が保てる様にと日夜頑張っているんだなと思った。
シナモンロールを食べて、贅沢な時間の使い方をしていると実感できて嬉しくなった。そして、神奈川県民ホールへと足を運ぶ…。

秦基博くんのライブは感動的だった。3000人近く集客できるホールに基本、秦くんひとりのアコースティックライブ。デビュー前、この会場の近くにあるライブハウスでギターを弾きながらいろんな夢を思い描いていた頃の自分を考えたら、まだデビューして1年ちょっとにも関わらず、県民ホールのステージに立っている未来像など本人はもちろん、誰も想像できなかっただろうね。ちなみに、この日のチケットは完売だ…。

“心に響く声”が秦くんに備わって生まれてきたのは、きっと、何か“役目”を与えられているのかも知れないなぁ…などと思ってしまう。いやいや、大げさかも知れないけど、涙を誘う歌声は、何億もするストラディバリウスくらいに、人類にとって貴重な音源だと思いますっ。
ちなみに、その弦楽器は3ケタは現存しているらしいけど、秦くんはひとりしかいないから、より大事に保管したいじゃないですか(笑)。そういえば、そんな思いでいろんな人たちと今まで向き合ってきたように思う。

ニュー・シングル「キミ・メグル・ボク」に引き続き、この日のライブでいち早くお披露目してくれた、6月発売予定の新曲「虹が消えた日」がよかった。聴いているうちに何故か、横浜のとあるプロ球団のことを思い出した(苦笑)。もちろん、秦くんの本意ではないと思うし、そんなつもりで書いた曲ではないと思うが、オイラがそう聴こえちゃったから仕方ない(笑)。この曲を聴いて奮起していただいて、もう少しペナント・レースを、よりレースらしく競っていただきたいものだ。

<おわり>