グッド・シェパード (THE GOOD SHEPHERD)

“グッド・シェパード”
(THE GOOD SHEPHERD)
〔ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン〕
〔5月15日発売〕
…マット・ディモン、アンジェリーナ・ジョリー、ロバート・デ・ニーロ…
DVDパッケージに映るこの豪華キャスト3人が、本当に“引き込む”演技をしてくれているんだよねぇ…
イェール大学在学中にエリート学生組織“スカル&ボーンズ”に誘われ、時を同じくして、FBIから接触を受けたエドワード(マット・ディモン)。ここからが彼の凄まじい運命の始まりだ…
その後、友人の妹・クローバー(アンジェリーナ・ジョリー)と結婚し、家庭を持つエドワード。一人息子も授かって、普通に過ごしていれば幸せな家庭でいられたのに、エドワードの仕事が“普通じゃない”。
米軍にスカウトされ、第二次世界大戦中の戦略事務局(OSS)で諜報任務に従事。終戦後は、OSSの延長線上に創設されたCIA(アメリカ中央情報局)の一員となり、迎えた1961年4月17日…
キューバのカストロ政権転覆を狙った「ビッグス湾岸侵攻作戦」がCIA内部の情報漏れにより大失敗。その“CIA最大の汚点”と言われた大事件の原因追求をしていくうちに、エドワードは、「国を守るか、家族を守るか」という究極の選択を突きつけられることに…
いやぁ…今でもこの映画の全貌を思い出すと鳥肌が立つ。さすが“コッポラさん”です。製作総指揮は『ゴッドファーザー』のフランシス・F・コッポラ。先に記したロバート・デ・ニーロが、監督・製作・出演の3役をこなしている。「巨大国家の秘密は、エドワードの知能と犠牲により守られる」…“CIAのゴッドファーザー”的作品とのウワサは本当だった!重たいストーリーではあるが、普段、「全くもう、仕事、仕事って~。少しは家庭に目を向けろっ!」と奥さんに怒鳴られているダンナさん、この映画を観るとシビれます(笑)。
いやいや、それにしてもとんでもない仕事だ。こういうお仕事の人はね、家庭なんか持っちゃいかん。でも、何気ない家庭もカモフラージュになるわけで…あぁ、いかんいかん。そうやって考えちゃう時点で“仕事スイッチ”が入っている(笑)。オイラにはCIAの素質がある!?
えー冗談はさておき、仕事一筋のダンナさんはもちろん、家庭を大切にしている奥様方にも一応おすすめしておこうかな。男の仕事にかけるストイックさ、というか、何というか…あ、もうこのへんにしとこうか。
「マット・ディモン、カッコイイから観ておこうかな」とか、もうこの際、どんなきっかけでも構わないから、奥深い作品なのでぜひ観てほしいなぁ…
今月は、アメリカ史の興味深いエピソードがふんだんに盛り込まれた『グッド・シェパード』をおすすめっ!衝撃的で重厚なサスペンス超大作です。
