ラグビーの鼓動
プロ野球が開幕して2カ月が過ぎた。12球団で唯一つ、正式球団名に企業名が入っていない球団の成績が芳しくない。巨人は「読売巨人軍」、広島でさえ正式球団名は「広島東洋カープ」、横浜は「横浜ベイスターズ」である。
「横浜」なのに「横浜」にこだわりがない。
先発メンバーの出身地を列記すると「兵庫、茨城、大分、福岡、米国、福岡、栃木、兵庫」
ローテーション投手の出身地は「奈良、東京、群馬、米国」、抑えは「宮崎」、新人の出身地は「群馬、三重、愛知、沖縄、栃木、茨城」である。「横浜」はおろか「神奈川」出身者は皆無。それでも強ければ、ファンも文句は言うまい。「横浜」を名乗り、「横浜、神奈川」の出身者がほとんど居ない球団が、浜っ子には許せないのだと言う。湘南育ちの私にも、浜っ子の心の痛みが伝わってくる。
![]() 秩父宮ラグビー場 | ![]() 大東大時代は大学日本一のFL飯島 |
今年のラグビートップリーグは、9月5日(金)に開幕する。秩父宮でのナイトゲーム。サントリー対三洋電機。昨年度のトップリーグチャンピオンと日本選手権の覇者が激突。サントリーは清宮監督、三洋電機は勇退した宮本監督に代わって、飯島新監督。昨年度の二強の首脳が揃って会見した。

飯島監督と清宮監督
三洋電機の榎本主将は練習で腰を痛めたため、三宅副将が出席。三洋電機は、主将・副将共に関東学院大学の大学日本一のメンバー。サントリーの山下主将は、早稲田大学が清宮主将で優勝して以来、13年振りに大学選手権を制したときのキャプテン。神奈川県・桐蔭学園高校出身の選手だ。

左端:三宅 敬 右端:山下大悟
tvkの中継を通じて、多くのラグビーファンにラグビーの魅力をお伝え出来る季節が待ち遠しい。
今年のラグビーは大幅にルールが変わる。戦略に変更が不可欠となるのは勿論、球技としての本質的な部分での変化が顕著になってくるだろう。各チームでさえ、具体的にどうラグビーが変わるのかを実感するのは夏合宿からだ。8月の網走合宿では、例年以上に密度の高い取材が必要となる。
プロ野球が始まったばかりだというのに、もう、ラグビーの鼓動が聞こえてきた。



