20年振りのニュージーランド
日本では走っていない古い型の日本車ばかりが目立った20年前のニュージーランド。
彼らは錆びて小さな穴があいても平気で乗っていた。
当時、私のマイカーは10年もの。
かなり古いクルマだった。
日本では車検の度にクルマを買いかえるような、
贅沢な輩が跋扈する時代だった。

あれから20年。 驚くほど古い型のクルマに出会う機会は少なかったが、
走る車を数えてみると、10台のうち、6台から7台が日本車。
左側通行の道路上では日本にいる錯覚さえ覚えた。
南半球の冬は南下するほど寒い。 小さなプロペラ機で、冬の山々を見て回った。

この地方では珍しい快晴に恵まれた。 幸運にも14人乗りの小さな飛行機に乗り込む。
山々の表情を知り尽くした地元のベテランのパイロットが、冬山を縫うように走る。
雲に隠れて見えないことが多いという、大自然の景観に圧倒された。

蒸し暑い夏の日本から、冬のニュージーランドへ。
南半球で過ごし数日間。街灯が少ない郊外では、クルマの中から南十字星が見えた。
あれは真夏の夜の夢だったのか・・・・・・。

日時: 18:14

