久しぶりの箱根

2004年05月01日

久しぶりに箱根に行った。

仙石原を吹きぬける風が、頬にやさしく語りかけてくる。
深いみどりと若葉のコントラスト。 森の表情の豊かさは、この季節の魅力だ。

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横浜ベイスターズの若武者 「内川聖一」 から、少年時代に近所の小川で
手づかみで魚を取った想い出を聞いた。 大分には多くの自然が残っていたのだろう。
神奈川にもまだ自然はあるが、私が幼い日々を過ごした里山は、もう無い。

野いちごを食べたり、泥臭いノビルを引きぬいてかじったり、
竹の子が伸びる早さに驚いたり、かつて、
野山の自然は日常そのものだった。

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「修学旅行でもあるまいし」 と友人に笑われた。
大湧谷に行ってきた。 地球の鼓動が聞こえるような気がした。
群れるカラスのなき声が寂寥感をかきたてる。
姥子を通って坂を下ると湖尻に降りる。
ここから眺める芦ノ湖の静寂が好きだ。

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駒ケ岳と神山の鞍部は雲に隠れることが多い。
霧のすきまから差し込む一条の光が、
濡れた緑にゴッホの絵画のような陰影をつける。

今では獣道をかきわけて歩く勇気は無い。
里山と共に育った私にとって、箱根は今でも大自然だ。

日時: 17:02
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