小田急線・本厚木駅に隣接する「厚木なかちょう大通り商店街」では環境に配慮した取り組みを通して街の活性化を進めています。その取り組みを取材しました。

風力と太陽光を利用したハイブリッド街路灯は
環境問題に取り組む商店街のシンボル的存在。
これで消費電力を半減させることができたそうです。
そして、大型郊外店に流れる人を呼び戻そうと商店街が
取り組んでいるのがリサイクル事業。
街の一角にはエコステーションと呼ばれる
リサイクル拠点を平成13年に設置。
缶やペットボトルの回収を始めました。
回収機にはゲームがついており、「当たり」が出ると商店街のクーポン券がもらえます。
今では、回収される缶やペットボトルは月1万本以上にのぼります。
2年前にはキッチンリサイクルコーナーを増設し、生ゴミのリサイクルも始めました。
商店街ではポイントカードを発行し、生ゴミ100g当たり1円相当のポイントとして還元。
貯まったポイントは商店街での買い物に使うことができます。
現在、利用者は190人を超え、年間およそ20tもの生ゴミがエコステーションでリサイクルされています。


集められた生ゴミは東京農業大学と農家の協力を得て、堆肥として再利用されています。
まず、エコステーションで処理機にかけられ乾燥させます。
乾燥処理された生ゴミは大学で不純物を取り除き、成分分析が行われた後に堆肥の原料として再利用の研究が行われています。
その堆肥を使って野菜が栽培され、野菜は商店街の名前を取って「なかちょう野菜」としてブランド化。
毎月27日に開かれる商店街のイベント「二七の市」で販売され、人気を博しています。


島ちゃんとみゆきちゃんはリサイクルされた生ゴミを使ってなかちょう野菜を栽培している角田さんの畑に向いました。
乾燥させた生ゴミはまだ堆肥としては使えません。微生物が有機物を分解して始めて堆肥となります。
角田さんは大学から生ゴミを乾燥させた有機物をもらい、堆肥を作り畑で使っています。


さらに角田さんは大学のアドバイスを受けて新たな試みにも挑戦しています。
乾燥させた生ゴミを直接畑にまくことで除草効果があることが大学の研究でわかったのです。
散布面では微生物が増加するため、酸欠状態になり雑草が発芽できないのです。
角田さんはこの方法を利用して実際に白菜をつくっています。


雑草の抑制だけでなく、収穫が終わる頃には有機物は分解され、堆肥として土に戻ります。
まさに、一石二鳥のアイデアですね。「有機物を土に混ぜると微生物が増えて土が豊かになり、味の濃い野菜ができる」と角田さんは言います。
なかちょう野菜の人気の秘密は地道な取り組みから生まれているのだと感心しました。
家庭から出た生ゴミをリサイクルし、野菜を作ることで、「消費者―商店街―大学―農家―消費者」
という循環型の環境の輪が着実に広がりつつあります。
それが街の活性化につながってゆく・・・とても興味深い取り組みだと思いました。

【厚木なかちょう大通り商店街振興組合】
缶・ペットボトルの回収
午前10時~午後7時
キッチンリサイクル(生ゴミの回収)
午後3時~午後5時(木・日曜日を除く)
※キッチンリサイクルは会員登録が必要です
問合せ 046-225-3500
HP http://www.nakachou.or.jp

JAかながわ西湘大窪支店朝市生産部会
風祭直売所
営業 月・木・土・日
AM8:30~PM14:00
住所 小田原市風祭242
JAかながわ西湘大窪支店
☎ 0465-24-2318
【冬野菜の梅肉あえ】
小田原といえば梅干し!早速梅干しを買って料理を作ってみました。
【材料】(2人分) キャベツ200g ニンジン50g ダイコン50g
ちくわ(小)2本 梅干(みじんぎり)大1個 A:しょうゆ・みりん 大匙1杯
【作り方】
1 キャベツは幅3cmの正方形に切り、
ニンジンは長さ3cmの千切り、
ダイコンは長さ3cmの短冊切りにする。
2 塩を少々加えたたっぷりの熱湯に、
ダイコン・ キャベツ・ニンジンの順にゆで、
水気を切り、熱いうちに塩を少々からめ、
粗熱をとっておく。
3 ちくわは縦半分に切り、斜め薄切りにする。
4 梅干を包丁でたたき、Aと混ぜ合わせ、
最後に野菜とちくわと混ぜ合わせる。
<ポイント>
梅干だけでも十分な味付けですので、工程のなかで加える塩やしょうゆ・みりんはお好みで分量をかえても大丈夫です☆
また、野菜は全体的に茹ですぎず、少し食感を残してもおいしいですよ!