皆さんは「秋摘み茶」をご存知ですか?
それは秋口に芽吹いた、今年最後の柔らかい新芽を丁寧に摘み取って作られたお茶。
まるで新茶のような風味豊かな味わいを堪能できます。
というのも、この時期はちょうど一番茶の収穫期である4・5月と同じような気候になるため、
新茶のようなやさしい味になるといわれています。


しかし、春のお茶作りと違い、秋摘み茶は作るのがとても難しいのです。
島ちゃんとみゆきちゃんは10年前から秋摘み茶を生産している
お茶の専業農家・菊地さんの茶園を訪ねました。
お話を聞いてびっくり!
秋摘み茶はそもそも元気な木でないと芽吹いてはくれません。
そして、元気な木を育てるには病害虫対策など
夏場の茶園管理を徹底して行うほかにないそうです。
そしてもう一つ、秋摘みを困難にしているのが
収穫期間が極端に少ないこと。


秋摘み茶が収穫できるのはお彼岸の前後わずか4,5日程度しかありません。
それは4・5月と比べて新芽が不均一に成長してしまうことにあります。
同じように芽吹かなければ機械での収穫は難しくなり、短期間での収穫もできなくなるのです。
いかに収穫できるか計算し、育ててはじめて摘み取れるとても貴重なお茶なのです。


苦労を重ねてできた秋摘み茶はお茶の生産工場・㈱神奈川県農協茶業センターに集められ、
形、色、匂いなど5項目もの審査によって細かく品質がチェックされます。
その審査を元に5種類前後の茶葉がブレンドされ製品となります。

早速、今年できたばかりの秋摘み茶を試飲させてもらいました。でもその前に・・・まずは、美味しいお茶の淹れ方から。

【お茶の淹れ方】
①一人あたり3gの茶葉を急須に入れる
②お湯を湯冷ましに移してから湯飲みに移す
③湯飲みのお湯を急須に入れ1~1分30秒待つ
④濃淡の差がでない様に均等にお茶を注ぐ
さて、いよいよ秋摘み茶をいただきます。


従来のお茶とのみ比べさせていただいたのですが、
秋摘み茶はすっきりと口当たりのいい上品な印象でした。とっても美味しかったですよ!
皆さんも機会があれば是非、試してみてください。
ちなみに、秋摘み茶は10月から12月ごろまでの期間限定です。
【秋摘み茶の販売】
㈱神奈川県農協茶業センター 足柄茶直売所
神奈川県足柄上郡山北町川西652 TEL.0465-77-2001(代) FAX.0465-77-2006
その他県内のJA各所にて扱っています。

JA県央愛川農産物直売所 春日台店
営業 火・木・土曜日の週3日
AM9:00~PM5:30
※11月からは営業時間が変わります
AM9:00~PM4:30
住所 愛甲郡愛川町中津1716―1
問い合わせ JA県央愛川 春日台支所
℡046-285-1221
【里芋のひき肉あんかけ】
直売部会部会長・諏訪部さんのおススメは出荷され始めたばかりの里芋。
ということで早速、料理を作ってみました。
【材料】
里芋、豚挽き肉、さやえんどう、しょうが、水溶き片栗粉、A(酒・しょうゆ・みりん・水)
【作り方】
1、里芋は、皮をむいて鍋に入れひと煮立ちさせ
たあと、水でよくぬめりをとる。
2、鍋で油を熱し、ひき肉・しょうがを炒め、
Aと里芋を加えて15分~20分煮込む。
3、煮汁に水溶き片栗粉を加えて、塩茹でした
さやえんどうをあえれば出来上がり。
里芋のほっこり感を味わうには最高の一品!
しょうがを加えることで、味がしまりますよ!