9月25日(火):かけはぎ職人さんの妙技

タバコ穴に虫食い穴、引っ掛けてしまった傷…
衣服にあいた穴を元に戻せたら…

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横浜市磯子区の小林靖夫さんはそんな願いをかなえてくれるかけはぎ職人さん。
この道50年の経験を持ち、優れた技能を持つ「横浜マイスター」にも選ばれています。

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かけはぎの技はいくつかありますが、こちらは「織り込み」という技法。
衣服から抜き取った糸を織り込みようにして復元します。

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横糸を入れた後、柄を出す縦糸入れていきます。
繊細で高度な技法です。

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こちらが完成品…って、どこをどう直したのか分かります?

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「マス入れ」は穴の裏に布をはめ込んで縫い合わせていく技法。
大胆に穴の周りを切りこんでしまいます。

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そこに同じ柄の布をはめ込み縫い合わせます。
角が膨らんだりしないよう慎重に作業します。
集中力が大事…

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これもご覧の通り、元通り。
大切なのは経験。数をこなして体で覚えるしかないそうです。

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気に入っているものほど傷をつけてしまいがち。
それを直すことにやりがいがあり、お客さんからも喜んでもらえます。

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難しい作業ほど気持ちが入るし、そういう仕事がないと楽しみもないと小林さん。
健康である限り、この仕事を続けていきたいと話してくれました。

★お問合せ
田原屋かけはぎ専門店 045-846-5683

(注意)
薄い生地から厚い生地まで織りのあるものは修繕可能ですが、綿やビロード、シルクなどは針をはじくので難しいそうです。また化学繊維はきれいにならないとのこと。カシミアは小林さんが考案した独自の方法で修繕が可能なので詳しくはお店に相談してみて下さい。