現在、横浜市内の市立学校の数は小学校347校、中学校145校。
その他の学校を合わせると513校で、先生の数はおよそ1万5400人。

団塊世代の退職や信頼される学校作りに向けて「教師力の向上」が大きな課題になっています。
今回は横浜市で行われている取り組みを取材しました。

まずは関内駅前・横浜市教育文化センター5階にある「授業改善支援センター ハマ・アップ」。

横浜の先生たちの授業力と教師力の向上、そして教師間のネットワークの広がりを目的に作られました。

様々な専門書や教材、長年の研究や指導経験からできた教育課程の運営・改善の資料が閲覧できます。

また、先生に対して専門的な助言や指導を行う指導主事や、大学教授による「授業づくり講座」が開かれています。
学校の先生を民間企業に派遣する取り組みも行われています。

この問題集は横浜市内の数学の先生が教育関連の出版社に1年間の派遣研修に行っていたときに企画、執筆、出版したものです。

学校と違って目の前に生徒がいない、企業なので利益を上げないといけない…
学校と企業の違いを痛感しながら、その経験を教育現場に活かしていきたいとの事でした。

また、この夏休み中には短期の企業派遣も行われ、55の企業や福祉施設などに107名の先生が研修に行っています。
「横浜で教師になりたい!」という夢をかなえようとしている人が通う塾があるということで取材に。

横浜市教育委員会が運営している「よこはま教師塾」では横浜で小学校の先生を目指す社会人や学生105人が参加し今年1月から来年3月まで、毎週土曜日を中心に様々なことを学んでいます。

教員の大量退職時代を迎える中、教育に対する「理想と情熱と技」を備えた即戦力の教員の確保・養成をはかり、学校、教職員の力を高める目的で作られました。

教師に求められる最も必要なこと…その一つが「コミュニケーション能力」です。
8月下旬には金沢区で合宿を行い、コミュニケーション能力を高めるプログラムを受けました。

3日間の合宿でしたが、スケジュールは朝から晩までびっしり。
参加者もすぐに使えるノウハウをつかめたと話していました。
今、学校では全国的に「子どもたちの学力」「いじめ」「地域や保護者との関係」、そして「教師の授業力」など多くの問題が指摘されています。
その解決に必要なのが「教師力の向上」です。
先生自身の学力は勿論、コミュニケーション力が問われる今の教育現場で、心から信頼できる先生をたくさん輩出して欲しいと思います。
★お知らせ「よこはま教師塾」第二期生募集

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