ラグビー中継 2007-2008
スポーツ中継を担当する実況アナウンサーにとって、取材力は必須条件。
それは、第一線の新聞記者に必要な条件と同様です。
ほとんどの記者は、やがて他の部署に配置転換となるか、デスクとなって現場を離れます。
スポーツ実況アナウンサーは、「生涯一記者」現場を離れることは出来ません。
豊富な取材経験から得られた、競技に対する理解の深さが、実況の基盤となります。実況中継に備えての準備や取材については、いくら経験を積んでも省略出来るものは殆どありません。ベテランのスポーツ選手でも、トレーニングを積まずに試合に臨むことなど出来ないのと同じです。年齢を問わず、一流の選手ほど練習に対する姿勢は謙虚であり、準備は入念です。
tvkの実況アナウンサーは、視聴者の皆様に楽しくスポーツをご覧頂けるよう、研鑽を続けています。
女性アナウンサーのリポートも、今年は更に内容が充実してきました。生きた情報を得るための努力が放送に生かされています。
今シーズンの 「ラグビー・トップリーグ」 は、群雄割拠。殆ど戦力に差のないチームがひしめき、戦国時代に突入したかのようです。
強いはずのチームが敗れることもめずらしくありません。
神戸製鋼の平尾総監督を始め、
東芝の瀬川監督、
トヨタ自動車の石井監督、
NECの細谷監督、
日本IBMの安藤ヘッドコーチ。
新しい指導者が新しい可能性に挑戦。
また、九州電力を加えた福岡県の3チームの躍進には目を見張るものがあり、意外性に富んだラグビーシーズンを楽しめそうです。
大学ラグビーは、やはり早稲田が強いのか。
早稲田の最大のライバルである関東学院が、思わぬ不祥事のため、3月末まで対外試合を自粛することになり、大学選手権の本命は早稲田。慶応や明治も意地を見せるでしょう。明治のフォワードの強さ、慶応のバックスの決定力は魅力です。また、東海大がどこまでブレイクするかも注目の的。
木村監督が人間教育を基盤にして強化してきたチームが、全国の舞台で花を咲かせるかも知れません。
かつて、「ラグビーは意外性のないスポーツ」 だと言われてきました。確かに番狂わせは殆どありませんでした。しかし、近年のラグビーは違います。勝敗の予測が出来ない試合がたくさんあります。それだけに観る側の楽しみも倍増。
tvkのラグビー中継は、そんな意外性に満ち溢れたラグビーを
「わかりやすい映像」 と 「わかりやすい実況」 で、お届けします。
text:森田 浩康