アナウンサーズマガジン

画面では決して見ることの出来ないアナの表情が満載!番組への意気込みや裏話も アナ本人の文章で紹介。

長澤彩子アナのblog

東日本大震災から6年。
福島県の富岡町や浪江町など一部の地域で避難指示が解除される一方、12万人を超える方が全ての都道府県で避難生活を送っていらっしゃいます。
170311_1.jpg

3月10日のニュースハーバーでは万灯会が行われた鎌倉市の浄光明寺から中継し、
浪江町から神奈川県に避難された2人の方にお話を伺いました。
神奈川で生涯を過ごすと決めた方。必ず故郷浪江に戻ると誓う方。決断はそれぞれです。しかし、一貫していたのは「忘れないでほしい」という思いです。

去年、県内では心を痛めるニュースがありました。
横浜での原発いじめ。ニュースを読む手が震えるほど、辛く悲しく自身の無力さにも苛まれました。
この問題を受けて、「忘れない」だけでは足りないと私は思っています。
必要なのは、私たちが被災地を知ろうと歩み寄ること。知らないことが恐怖や憶測を呼び、風評被害に繋がるのだと考えています。
そこに住む人々がどんな生活を送り、どんな事を思うのか。
被災地から離れた地にいる私たちが想像し知ろうとすることが、6年という節目で求められているのだと、自分自身に言い聞かせています。
170311_2.jpg
いつか私が母になった時、「お母さんの住んでいた福島はとても素敵な街なんだよ。
そして福島のために、大勢の神奈川の人たちが祈りを届けていたんだよ」と
胸を張って子どもに言い聞かせることが、私の夢です。