アナウンサーズマガジン

画面では決して見ることの出来ないアナの表情が満載!番組への意気込みや裏話も アナ本人の文章で紹介。

長澤彩子アナのblog

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野球部がセンバツ甲子園に出場した時、取材で度々訪れていたいわき海星高校。
先日、tvkニュースハーバーの取材で再び訪ねました。

久しぶりに当時の野球部員と再会し、私の顔を見た瞬間「えーーーー?!なんでいるんですか??」と芸人さん並みのリアクションをしてくれました(笑)

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あの頃と変わらない屈託のない笑顔と地元いわきへの想い。
20歳になった彼らは、自分のためだけではなく地元のために尽くしたいと、一回り大きくなった姿を見せてくれました。

「ないものではなく、あるものを見つける」
当時、部員たちが言っていた言葉です。
いわき海星高校は海の目の前に立地しているため、校舎の一階部分は津波にのまれました。野球部が使っていたグラウンドも瓦礫の山となり、練習できない状況が日々が続きました。
しかし選手たちは決して下を向かず、漁の網を使った打撃練習場を作るなど、ただ前だけを見て練習を続けていました。

久しぶりに訪れたグラウンドには防波堤ができ、瓦礫が地面から出てくることもなくなっていました。少しずつかもしれませんが、復興の槌音を感じられた気がします。

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福島市の取材では、古巣の福島テレビにお邪魔しました。
福島には今も復興のために力を尽くす人たちがいます。士気の高い仲間たちがいたから、福島は私にとってもう一つの故郷になったのだと実感しています。


私が神奈川で福島のことをお伝えする理由は、
決してあの惨事を決して忘れてほしくない、そして神奈川の皆さんに故郷の大切さを再認識して頂きたいからです。
今も被災地では課題が山積していますが、それでも前へと進める理由は
「故郷を思う気持ち」なのだと、私が5年間福島にいて思ったことです。


私は故郷神奈川が大好きです。
地元相模原やみなとみらいの景色、湘南の海など誇れる場所がたくさんあります。
震災の時は家族や地元の友人が被災地へ思いを届けてくれ、離れていても神奈川の人の温かさに触れられました。

神奈川と福島。大好きな2つの故郷を繋ぐことが私の夢の一つです。


福島取材の模様は3月11日(金)18時~tvkニュースハーバーで放送します。
当時、同じく福島にいた本多真弓アナウンサーもニュースアナウンサーとして出演します。
ご覧いただけたら幸いです。