アナウンサーズマガジン

画面では決して見ることの出来ないアナの表情が満載!番組への意気込みや裏話も アナ本人の文章で紹介。

トーマスサリーアナのblog

神奈川大会・決勝戦のラストシーン

熱く暑く駆け抜けた、高校野球選手権神奈川大会。
2年連続で神奈川の頂点に立った東海大相模が、
次は全国の頂点を目指し戦っていますね!
今の試合状況は!?ピッチャーは誰!?
何もかもが常に気になり気が気じゃありません!

毎年強い想い出が刻まれる神奈川の高校野球。
中でも今年の夏は、
きっとたくさんの人がそうであったように
私にとっても特別な夏となりました。


開会式。今年初めて高校野球を担当した長澤アナと。
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今年は投手陣が熱かった!
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沢山の選手、チーム、試合が印象に残っていますが
今も鮮明に蘇るのは
東海大相模対横浜の決勝戦です。

まず印象的だったのが、試合後半の横浜高校ベンチ。
どれだけ点差を広げられても、回が進んで行っても、
ベンチに戻って渡辺監督の話を聞く選手達の顔が、
とっても嬉しそうなんです。
監督が選手一人一人の目を見て話す瞬間、
選手達は身を乗り出して、
目をキラキラさせながらその言葉を聞いていました。
監督の言葉を一言も聞き逃したくない、
そして監督と今こうして過ごす時間が幸せで
楽しくて仕方ない、私にはそんな風に見えました。


そして、敗れた横浜高校。
試合後一度グラウンドを降りた監督が
会場からの「元さん」コールを受け
グラウンドに戻ってきました。
大歓声の中胴上げされ、3度宙を舞った渡辺監督。
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その後、監督は選手一人一人の目を
じっと見つめながら、握手をしていましたが、
それまで冷静に見えた監督の目には、
涙が光っていました。

教え子だけでなく、高校野球を愛する全ての人に
大きな影響を与えた渡辺監督。
監督の「目標がその日その日を支配する」
という言葉は、教え子ではない私にとっても特別で
ことある毎に思い返しています。

心に残る大会となった97回大会。
東海大相模を熱く応援しながら、もうしばらく、
高校野球の想い出に浸りたいと思います。