アナウンサーズマガジン

画面では決して見ることの出来ないアナの表情が満載!番組への意気込みや裏話も アナ本人の文章で紹介。

小林咲夏アナのblog

金メダルを目指して!

「tvkニュースハーバー」の小林企画、“あすへの助走(ステップ)”
第4弾は、パラリンピック・ゴールボール日本代表、
欠端瑛子(かけはたえいこ)選手です★(8月24日放送)
日本代表女子チームの合宿にお邪魔してきました。
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『ゴールボール』って、ご覧になったことありますか?
パラリンピックでは、視覚障害者の正式種目として行われています。
バレーボールと同じ大きさのコートの両端にゴールがあって、
3対3でひたすらボールを転がしてゴールを狙う、
一見、静かでシンプルな競技。
ところがこれが、ものすごく過酷なのです。
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選手は、「アイシェード」という目隠しをした状態で
プレーをしなければなりません。
全員が同じ条件で戦う、というわけです。
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ボールには、どこから転がってくるかわかるように
が入っているとのこと。
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どれどれ~?と持たせてもらうと…うぅ…重い。
聞くと、バスケットボールの2倍の重さ。重いはずだわ~。
これを全身で止めるので、練習するうちに体がアザだらけ、
なんてこともあるそうです。

そんな迫力あるプレーをなんとか収めようと、
カメラを回しながら見ていたのですが…
ボール速っっっ!!
何度もゴールシーンを撮り逃しました(><)
あんなスピードで、重いボールが、何も見えない中、向かってくる…
怖い~~~
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横浜市出身の欠端選手は、パラリンピック初出場の19歳。
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生まれつき両目に障害があり、スポーツは嫌いだったと話す欠端選手。
ゴールボールも最初はなかなか一歩が踏み出せなかったそうですが、
始めてみたら「あ、思ったよりもできる、楽しい」と、
ハマっていったんだそうです。
それからわずか2年で日本代表ですから、すごいですよね。

ポジションはセンター
3人のうちの真ん中で、守備の要です。
江黒直樹ヘッドコーチ曰く、
「ディフェンス力という部分では、世界でも通用する」
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将来の日本を背負って立つ存在に!と期待されています。

ただ、期待ゆえに、その練習はかなりハードなものでした…。
「4点も取られすぎだろ!」
「もう(パラリンピックに)行くの辞めるとか言えよ」
ヘッドコーチの厳しい言葉が、次々に飛んできます。
私だったら、へこんでとっくに帰りたくなってるだろうな…。
それでも欠端選手は涙を拭きつつ、諦めることなく、
その場所に立ち続けました。
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ゴールボールは、“自分のひとつの道”と話す欠端選手。
「今はパラリンピックで金メダルを獲ることを考えている」と、
はっきり答えてくれました。
「その先は見えていますか?」と聞くと、
「その先もきっとゴールボールをやっていると思います」
日本のセンターとして、ロンドンで輝いてくれると信じています☆
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ちなみに。
横浜…欠端…聞き覚えがあるぞ…と思われた方♪
そう、欠端選手のお父様は、元・横浜大洋ホエールズのピッチャー、
欠端光則さんです。
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「僕がスポーツをやっていたので、勝負にこだわる気持ちが
 娘にも出てきたのかもしれないですね~」
と、優しい笑顔で話していました(^^)

日本代表の初戦は、今月31日、オーストラリア戦です。
私も全力で応援します!!
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