第46回大学ラグビーフットボール選手権・決勝「東海大学 対 帝京大学」
素晴らしい決勝戦だった。平林泰三さんのレフリングも見事だった。
![]() 「東海大・荒木達也 主将」 |
![]() 「帝京大・野口真寛 主将」 |
慶応に劇的な逆転勝ちで、対抗戦を締めくくった帝京は、
大学選手権1回戦で関東学院と引分けた。トライ数で上回った帝京が2回戦に進出。
昨年、初めての決勝で無念の敗北を喫した早稲田に、見事雪辱を果たした。
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「帝京大学」は、対抗戦で完封した明治を、準決勝で圧倒した。
決勝の相手は初の大舞台に挑むリーグ戦の覇者「東海大学」
日体大を卒業して教職に就いた、岩出監督と木村監督が、
10年を超える風雪に耐えて作り上げたチーム。どちらが勝っても初優勝。
優勝経験のないチーム同士の決勝戦は、第1回大会以来、45年振りのことだった。

大型フォワードを擁する両チームの格闘技を、平林泰三レフリーが見事にさばいた。
真っ向勝負のラグビーの魅力を、ここまで引き出すのは、なかなか難しい。
激しいボールの争奪戦は見応えがあった。
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![]() 「東海大・木村季由 監督」 |
特筆すべきは帝京のディフェンス。大学ナンバーワンに相応しい内容だった。
今大会、帝京のディフェンスを破りそうな気配を見せたのは関東学院だけだった。
東海は、課題のラインアウトで、帝京の動きを読んでいた。研究の成果が出た。
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互角のチーム同士の戦いは、自分たちの強みを出して戦えるかどうかが勝負になる。
去年の決勝戦の敗北からスタートした帝京の気迫が、東海を上回ったのかも知れない。
東海はこの1点差を埋めることが、来年の大学日本一への課題となった。
燃える帝京の赤いジャージーが、大学ラグビー界に新たな歴史を刻んだ。
東海は、湘南の海を吹きわたる風のように、爽やかに国立競技場を走り抜けた。
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![]() 「帝京大・岩出雅之 監督」 |
試合後、決勝戦のレフリーを務めた「平林泰三」さんと、話した。
「今日は、ずっと同じタイミングで普通にコールして、きちんとスクラムが組めました。
大学生の試合では、なかなか無いですよ」
帝京と東海のFW陣の、質の高さを証明する言葉だ。
![]() 「日本協会・平林泰三レフリー」 |
![]() 「東海大・山下泰裕 体育学部長」 |
日本の若きトップレフリーである平林さんが、別れ際にさりげなく言った。
「今日は、試合中に、選手から一言も文句を言われませんでした。嬉しかったです」
今年の決勝戦は、レフリーの魂に語りかけた。「これが私たちのラグビーです」
日体大出身の2人の教育者が作り上げたチームは、「大学スポーツのあるべき姿を示した」
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